【ダーク・タワー シリーズ】 The Dark Tower 1982 ~ 2004
●●スティーブン・キング●● 新潮社
ダーク・タワーI ガンスリンガー 原作感想 The Gunslinger
ダーク・タワーII 運命の三人 原作感想 The Drawing of the Three
ダーク・タワーIII 荒地 原作感想 The Waste Lands
ダーク・タワーIV 魔道師と水晶球 原作感想 Wizard and Glass
ダーク・タワーV カーラの狼 Wolves of the Calla
ダーク・タワーVI スザンナの歌 Song of Susannah
ダーク・タワーVII 暗黒の塔 The Dark Tower
映画のはなし
スティーヴン・キングの「ダーク・タワー」、「LOST」の島からの脱出が、暗黒の塔への旅の第一関門?!
S・キング原作「ダーク・タワー」の映画化は「LOST」終了後?
[eiga.com 映画ニュース] TVシリーズ「LOST」の製作総指揮を手がけるデイモン・リンデロフが、映画版「ダーク・タワー」の進捗状況について明らかにした。
「ダーク・タワー」は、ベストセラー作家スティーブン・キングのライフワークとして知られる長編小説で、昨年、キングは同作の映画化権をリンデロフとカールトン・キューズにわずか19ドルで売却した。この破格の理由は、キング自身が「LOST」の大ファンであるため。
映画版「ダーク・タワー」はリンデロフとキューズが脚色し、J・J・エイブラムスが監督するものと期待されているが、まだ脚本執筆は始まっていない模様だ。米AMC TVの取材に対し、リンデロフは「『ダーク・タワー』については常に話題にしているが、映画化のための具体的な作業は始まっていない」とコメント。全7巻の長大な作品のため、映画台本を執筆するにはじっくりと腰を据える時間が必要なのだという。
「LOST」は現在、シーズン5撮影の真っ最中。「ダーク・タワー」の映画化は、「LOST」の放送が終了する2010年まで待たなくてはならないようだ。(20080908)
巨匠スティーブン・キングが選ぶ映画&TV第1位は「ノーカントリー」「LOST」
[eiga.com 映画ニュース] 米エンターテインメント・ウィークリー誌のコラムニストとしても活躍するベストセラー作家のスティーブン・キングが、07年度の映画トップ10とTVドラマトップ5の15作品を選んだ。映画の第1位はコーエン兄弟監督・脚本の「ノーカントリー」(08年3月15日日本公開)、TVシリーズの第1位は「LOST」だった。
キングは、「『ノーカントリー』は『ゲッタウェイ』以来最高の現代の西部劇で、またかつてない素晴らしい小説の完璧な脚色の1つだ。最大の驚きは、サイコパスの殺人鬼アントン・シュガー役として、映画を盗みかねない、かつてない怪演を披露しているハビエル・バルデムだ」と大絶賛。
また、日本でも人気のTVシリーズ「LOST」に対しても、「確認のためにシーズン3を通しで見直してみたが、いまだにベストだ。『HEROES/ヒーローズ』は『LOST』の神話的なスケール感に遠く及ばない。『LOST』のクリエイターたちは宇宙、いや、それよりずっと遙か彼方の高みを目指している。こんなすごい番組はいまだかつて存在したことがなかった」とベタ褒め。
「シャイニング」「スタンド・バイ・ミー」「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」といった映画の原作者として知られるキングは、「LOST」のクリエイターであるJ・J・エイブラムスがお気に入りと見えて、今年11月、彼に「ダーク・タワー」シリーズの映画化権をたったの19ドル(約2000円)で売却している(ちなみに、フランク・ダラボン監督作「ショーシャンクの空に」の映画化権料は1ドルだった)。
スティーブン・キングが選ぶ映画トップ10&TVドラマトップ5は以下の通り。
▽映画トップ10(カッコ内は監督名)
1.「ノーカントリー」(J&E・コーエン監督)
2.「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(B・アフレック監督)
3.「善き人のためのソナタ」(F・H・フォン・ドナースマーク)
4.「ブリーチ」(B・レイ監督)
5.「トゥモロー・ワールド」(A・キュアロン監督)
6.「リトル・チルドレン」(T・フィールド監督)
7.「3:10 to Yuma」(J・マンゴールド監督)
8.「The Lookout」(S・フランク監督)
9.「28週後...」(J・C・フレスナディージョ監督)
10.「エラの谷」(P・ハギス監督)
▽TVシリーズトップ5
1.「LOST」
2.「Damages」
3.「バトルスター・ギャラクティカ」
4.「デクスター/警察官は殺人鬼」
5.「Friday Night Lights」
(2007年12月26日)
「M:i:III」「ROST」のJ・J・エイブラムスが、S・キングの『ダーク・タワー』を監督か? 2007/02/14
先ごろ映画版「スター・トレック」シリーズ第11弾「Star Trek XI」プロジェクトに監督の立場では関わらないことが明らかとなったJ・J・エイブラムスが、スティーヴン・キング原作ファンタジー大作『ダーク・タワー』の映像化を監督する可能性が出てきた模様。今のところ、映画になるかテレビになるかは未定とのこと。
ホラー・ファンタジー・ヒューマンドラマなど、どの作品も一級品のスティーブン・キング。そのキング氏がライフワークと語るファンタジー大作「暗黒の塔」シリーズ。アメリカの西部開拓時代を思わせる世界を舞台に、「最後のガンスリンガー」であるローランドが「黒衣の男」を追い、暗黒の塔を目指すという話。全7巻予定で、世界中のキング・ファンが一日千秋の思いで次巻を待ち望んでいた作品。
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